大切にしていること

たとえ認知症になっても

住み慣れた地域で、馴染みの関係の中で安心した生活を送る。地域の中で支え合いながら、みんながそれぞれに生き生きとした生活が出来るように、我々はそれぞれの専門性を活かし、地域の方々を支える仕事をしています。

 

たとえ認知症になっても、高齢になられて歩くのが困難になられても、その人であることには変わりません。風邪を引いたら熱や咳が出るように、認知症になって物忘れや同じ話をするのは症状でしかありません。

 

熱が出てもその人はその人、物忘れをしてもその人はその人、寝たきりになってもその人はその人、症状だけ捉えていては「その人らしさ」は見えてきません。

 

症状を症状として捉え、最善の方法を探しながら、症状以外の「その人らしさ」に着目し、家族や、私たち職員や地域を含めたみんなで、その人をその人らしく支えていくことを大切にしています。